スリランカとセラミック製品

2023年10月17日オープンしたsitta / curation storeで販売する第一弾のアイテムは、スリランカのArt Decoration International社製のセラミック製品です。スリランカと聞くと、セイロンティー（紅茶）のイメージが強いでしょうか？実は、セラミック製品もかなり高いクオリティーでつくられています。 資源が豊富なスリランカ スリランカは資源に恵まれた国で、ブルー・サファイアやルビーなどの貴石が採れるほか、セラミック製品に欠かすことが出来ないボールクレイ、カオリナイト、クォーツなどの高品質な原料が豊富に採れる環境にあります。 そして、セラミック製品を生産していくうえでのノウハウも十分に確立されています。日本の高級陶磁器メーカーが、約50年前からスリランカに工場を構え、産業の一役を担ってきたという背景があるため、国全体としてセラミック製品への意識が高く、丁寧に仕上げられた製品が多く見られます。   ヨーロッパとの距離が近い 材料、生産体制とセラミック製品をつくる上でのベースの部分を簡単にご紹介しましたが、私たちが商品を購入するうえでの大きなポイントとなるデザイン面でも、トレンドを柔軟に取り入れられる条件が揃っています。 インドの南に位置したスリランカは、船便でもヨーロッパまで2週間強で到着できるという地理的条件のため、ヨーロッパ各国の企業と取引のある工場も多く、欧米のトレンドを吸収しやすい環境にあります。 sitta / curation storeで扱っているArt Decoration International社もドイツのカフェチェーン・Tchibo、H&M Home、イギリスのガーデニング系小売店・Country Baskets、Zaha Hadid Designs UKなど、世界のトレンドを牽引するブランドと取引があるほか、オランダ・ドイツ・ベルギーなどのデザインチームとの協働により、常に時代に乗ったデザインのプロダクトを生み出しています。